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バッハを中心とするクラシック音楽についてどんどん書き込んでください。
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過去記事 <<(全1000件)>>

From juncoop To juncoop5@goo at 2004 11/29 23:03 編集 返信

ところが、アマデオさん・・

skunjpさん、アマさん毎度です。

いやぁー私もね古楽器かモダン楽器かなんての論争は当の昔に卒業したんです。

ところがとある・・掲示板で、ヨッフムについて書いたところ・・


[46] ヨッフムのロ短調ミサ曲 juncoop コメント
2004/11/28 12:37

今日はヨッフムの1982年頃のロ短調ミサ曲を聴いてます。

●バッハ/ミサ曲ロ短調BWV232

オイゲン・ヨッフム指揮 バイエルン放送交響楽団/合唱団

EMI/1982年

今では時代的には古い解釈の演奏かもしれませんが、大規模モダン楽器による編成であります。

しかしそこで聴ける音楽は感動せざるを得ない。現在古楽器が主流であるが、果たして古楽器でこれほどの感銘を与えるかというと否であります。




「この意見は各所で耳にしますが、モダンを長年親しんでいる方からの発言が多いです。バッハにもロマン派のような演奏を求めて聴いているように思えるのですが。

アメリカ娯楽映画とお能を同じ感覚で観ないのと一緒で、音楽も時代、作曲家によって聴き方の切り替えが必要だと思います。」
 


だと・・・


「作曲家によって聴き方の切り替えが必要だと思います。」


なんで切り替える必要があるのか・・・!!

反論受け付け中・・・・


From アマデオ( Mail ) To juncoop5@goo at 2004 11/29 22:27 編集 返信

何だか懐かしい議論になってきましたね

 どうもこんばんは、アマデオです。

 ずいぶん懐かしい議論になってきましたね。僕もちょっと書き込みをさせてくださいよ、ジュンさん。

 はっきり言って、現代の人間の感覚からいうと、古楽奏法は不自然です。モダン楽器の音色、奏法の方が自然ですし、過去からの連続性も保たれているだろうと思います。そういう意味では、ここ50年ほどの、録音が残っているあたりの演奏は、我々のクラシックファンが慣れ親しんだ演奏だと思います。特に、ロマン派の音楽については、心にしっくり来る。僕も大編成のオケでロマン派の音楽を聴くのは好きです。

 では、なぜ、長らく行われなかった、実際の所本当にどう演奏され、どう響いたのかも確証が得られない古楽奏法をわざわざおこなうのか、というと、まず、作曲家の当時の音楽はどう響いたのか、という興味、それから、楽器の持つ美しい音色への驚き、そして、表現の可能性を広げる、以上に尽きると思います。このところ、古楽奏法の水準が上がって、目覚ましいばかりの成果を上げているのは周知の通りです。僕は、知っての通り、古楽奏法が大好きで、自分でも実践するほどです。

 でも、もういい加減、どっちが優れているとか、白黒つけるような対決論議はうんざりです。どちらもすばらしいし、どちらでもバッハや、その他の作曲家の音楽を十分表現できると思います。ただ、響きや、音色、楽器の特性などの違い、奏法の違いなどで、表現される側面などが変わるとは思います。後は好みの問題でしょう。みんなが同じような演奏を好むなんて、気持ちが悪いですから。一番いいのは、どの演奏も認め合うことです。僕はそう考えています。

 

 

From Skunjp To juncoop5@goo at 2004 11/29 21:47 編集 返信

バッハを聴ける幸せ

問題は古楽様式かそれともモダン様式かということではなく、良い演奏か悪い演奏か
ということでしょうね。

そして、「感動的な演奏でさえあれば様式感など関係ない」という意見が、
一般的には暴論だとしても、バッハの場合はそれが暴論でなくなる。
バッハとはそんな不思議な作曲家ではないでしょうか。

僕らはバッハという作曲家に巡り会い、理解し、愛聴できる境遇にあることを心から
感謝するだけでよいと思います。
そこには不毛な議論など不要ですね。(^o^)

From juncoop To at 2004 11/29 21:36 編集 返信

私が聴くバッハはロマン的ですと?

皆さん、こんばんは・・。週明けでお忙しいかと思います。

今日もバッハを聞いて癒されてます。

私が聴くバッハの演奏は、時代錯誤で、大編成でロマン的な演奏。バッハ時代の演奏ではないと・・いろいろと言われます。

まあ好みですから仕方がありません。確かに私が聴く音楽は、後期バロックから後期ロマン派に及びます。そして古典派よりロマン派が好きなので、バッハにつても古楽器の演奏よりロマン派的な大編成で情熱的で重厚な古い演奏を好んでしまいます。

しかし古楽器がいまの流行ではあれ、大編成の演奏を100%否定するのはおかしいとも思えるし、芸術表現に1つのやり方しかないというのは、おかしい。流行とかはあるが、果たして作曲当時の楽器を使うことが、本当に芸術なのだろうか?

音楽はどんな楽器や奏法で表現されても、それが演奏家の主張なのであります。

だから私は古楽器のバッハもモダン楽器の大編成のバッハもすべて聞いてきました。しかし、結局私は、バッハにロマン派を求めているのかもしれません・・・。

ところが最近のモダンのオーケストラが古楽器奏法を取り入れはじめる・・。ラトルまでが、ベルリン・フィルに古楽器奏法を取り入れる・・・。なんで真似ばかりするのか・・。誰か1人の指揮者でも昔のレガートの演奏をしてもいいのでは・・。

そんなに古楽器奏法がいいのですかね?
古楽器がその奏法をするのはうなずけるにしても、モダン楽器にまで・・・。私は今の音楽界に失望します・・。だから古い演奏を聴く。


反論受付中・・・


From juncoop To at 2004 11/28 11:05 編集 返信

今日の音楽

皆さん、こんにちは、秋晴れのいい天気ですね。お休みはいかがお過ごしですか?


★オデットさん
お久しぶりです。お見舞いの書込み有難うございます。
最近 yahoo-chat をたまに見ますと、7−10クラシックをやっておられないのですが、やめられたのですか?
私はたまに■クラシック音楽を聴く■という部屋でバッハを中心にクラシックをかけてます。IDでjuncoopで現れることは今後はないと思いますが、よかったらお寄りください。しかし不定期で神出鬼没ではあります。しかもモデムがたまに切れるので部屋から脱落することも多々あります。またよろしくお願いします。


【今日の音楽】


●バッハ/カンタータ第119番「イェルサレムよ、主を讃えよ(Preise Jerusalem den Herrn)」BWV.119(1723)

フリッツ・ヴェルナー指揮
プフォルツハイム室内管弦楽団/ハイルブロン・H・シュッツ合唱団

119番は、冒頭合唱がフランス式序曲で始まる壮大な音楽なんですが、このヴェルナーの演奏はお勧めです。アリアについてはあまり印象に残る曲は少ないのですが、ブロックフレーテがよく出てくる特徴があるのと、冒頭合唱と第5曲合唱が特に優れた音楽で、華やかな雰囲気となっております。


From odetto To juncoop5@goo at 2004 11/28 01:39 編集 返信

お大事に。

 お久しぶりですね じゅんさん。
どうか 親御様の1日も お早いご回復を お祈り致します。
じゅんさんも お疲れが出ませんように・・・・。
私も数年前に 義父と父が立て続けに病に侵され、やっと退院したと思ったら 母まで入院ってことになって それは 大変でした。
私ももう、両親には心配かけられない歳になってしまったんだと痛感してしまいました。 
 お互いに 健康には注意して 頑張りましょうね。
どうか お大事になさってくださいね。
また、じゅんさんの音楽聴かせてくださいね。
アマデオさんも クリスマス楽しみにしています。また よろしくお願いします。じゅんさんのお部屋も アマデオさんのお部屋も
心から音楽を楽しむことのできるお部屋だったです。
では また カキコさせてくださいね。

From juncoop To juncoop5@goo at 2004 11/27 17:03 編集 返信

バッハ/カンタータ第25番「わが身に健やかなところなく」

皆さん、お久しぶりです。

Skunjpさん、アマデオさんお見舞いの書込み有難うございます。ご心配いただきまして。

親の方は病院で良くも悪くもならない横ばい状態ですが、安定はしております。しかし安心出来る状態ではありません。

なんとか回復し良くなることを祈りたいです。

家に今日戻って来たので、カンタータ第25番を聴きました。


●バッハ/カンタータ第25番「わが身に健やかなところなく」BWV25」

BWV 25
Es ist nichts Gesundes an meinem Leibe

1. [Chor] 1.[合唱]
あなたの脅しのためにわたしの体には健康なところがありません。
自分の罪のためにわたしの骨には安らぎはありません。
(『詩編』第38編第4節)





From アマデオ( Mail ) To juncoop5@goo at 2004 11/26 08:19 編集 返信

どうかお大事に

 ジュンさんの心中をお察し致します。どうかお体に気を付けて。早い回復をお祈りいたします。

From Skunjp To juncoop5@goo at 2004 11/25 21:37 編集 返信

大変ですね

juncoopさん、それは心配ですね。

僕も2年前、両親が手術・入院したりしましたのでわかります。

看病する方も大変ですので、お体には気を付けてください。

皆さまの心の平安をお祈りしています。

From juncoop To juncoop5@goo at 2004 11/25 19:09 編集 返信

親が入院・・・

皆さん、こんばんわ。

今は、実家に帰っておりまして、実家から通勤してます。

親が入院したのです・・・。辛い

はやく回復することを願いつつ、祈っております。


From juncoop To at 2004 11/23 21:15 編集 返信

今日の音楽


皆さんこんばんわ。祝日ですがいかがお過ごしでしたか?
今日は、紅葉真っ盛りの京都の東福寺へ行きました。もみじは紅葉 全盛期とはいえませんものの、綺麗でした。わずかに紅葉したモミジの下で、ソバや寿司を食べて、ヨメは相変わらず、般若湯という寺の酒?を熱カンで飲んでニッコリコ・・・。
そのあとはお茶席で抹茶をいただき、通天橋で左の写真をとりました。秋の京都はよろしいな・・。


【今日の音楽】


●バッハ/カンタータ第150番「主よ、われ汝をこがれ望む(Nach dir Herr verlanget mich)」BWV.150(1708〜09)

フリッツ・ヴェルナー指揮
プフォルツハイム室内管弦楽団/ハイルブロン・H・シュッツ合唱団

秋と言えば、哀愁・・ブラームスといえば、交響曲第4番パッサカリア・・といえば、カンタータ第150番ですよね。シンフォニアからして哀愁そのもので初期に作曲されたカンタータ第150番はレシタティーボなしの合唱とアリアだけの曲ですね。様式は古いですが、とても渋い音楽で、私が好きなカンタータの1つ。ブラームスが交響曲4番の第4楽章に転用したことで有名なのですが、あまり演奏が少ないのも確かです。いままでリリングで聴いてはきまして、リリングも名演でありますが、このヴェルナーもとても渋い演奏。素朴な感じであります。最後のパッサカリーアの合唱はちょっと悲壮感があるのがよいですね。哀愁の秋にはぴったりの曲です。





From juncoop To at 2004 11/23 10:32 編集 返信

ミサロ短調 その2  古楽器盤

皆さん、おはようございます。

このロ短調ミサ曲シリーズ・・なかなか興味深いものがありますね。なんせ曲が素晴らしいですし、聴き応え十分ですし。何回聴いても飽きない宗教曲でもあります。

昨日はクリストファーズを聞いてみました。

●ハリー・クリストファーズ指揮 The Sixteen 管弦楽団/合唱団

この団体は16とありますから、確かオーケストラも合唱も16人なのかどうか数えたことはありませんが、それくらいの編成の記憶があります。合唱も少人数ですから各パートが鮮明で綺麗でした。キリエは淡々と演奏され、強弱とか大小とかのメリハリを控えて、歌い方も伸ばしたような合唱というのか、オケがノンレガートなのに合唱はレガートで歌うという感じがあり、とても面白い演奏ですね。古楽器の演奏とともにとてもリラックスした演奏が聴きやすいです。この演奏ならミサという重い音楽でも、いつでも気軽に聞ける聴きやすさという、いい点があります。そして、クレドの第4曲〜第6曲、マリアによりて人となり、十字架につけられ、三日のうちに甦り、この3曲は注目するのですが、4曲と5曲はなんとも静かにまとめておりまして、通奏低音にリュートを使っているのか、とても古雅な響きであります。第6曲やサンクトゥスなど輝かしい部分もまずまずの出来栄え、アニュスディはカウンターテナーで歌い、リュートの通奏低音と古楽器の響きがまたなんともいいもので独自の世界へ引き込まれます。


From skunjp To juncoop5@goo at 2004 11/22 21:32 編集 返信

ロ短調ミサが満開です

こちらでもロ短調ミサが満開ですね。

さて、僕にとってロ短調ミサのポイントのひとつは、Crucifixus の十字架の悲痛さと、Et resurrexit の復活の喜ばしさの対比です。

Crucifixus の悲痛さについて最も感動的なのはヘルマン・マックスです。豊かに響くバスに乗っかる旋律は実に悲しみに満ちて、音楽には深い陰影があります。古楽奏法ですが現代楽器を使っているのでしょうか、響きにどっしりとしたスケール感と厚みがあります。ただEt resurrexit の喜ばしさにつていは予定調和的で、もうひとつワクワクさせてくれません。

その点、ヘルゲンブロックのEt resurrexit には「復活は本当だった!」という驚きと、踊り出さんばかりの喜びがあります。合唱も湧き上がるような歓喜の表情で凄く感動的。ヤコープスもこの箇所は爆発する歓喜に満ちていますが、ちょっと力ずくという感じかな。ヘルゲンブロックの方が、透明感があります。

ヘルゲンブロック盤のもうひとつの長所は、終曲のDona nobis pacem がじっくりと遅いテンポで有終の美を飾っており大変感動的であること。ヤコープスもこれほどではないですが遅くて充実感がある。反対にユングヘーネルはとても速くアッという間に終わってしまい物足りません。もっともユングヘーネルは合唱ひとりなのでブレスの関係上速いのでしょう。とは言え全体としては、とても音楽的で流れが良いので快適です。好きな演奏のひとつですね。

しかしたぶん古楽派のベストはヘレヴェッヘでしょう。
ひたすら美しいです。これはアマデオさんもご同感でしょう。

そして、もちろんモダン様式も名演が目白押し。
楽しいですねー。(^o^)

From juncoop To at 2004 11/23 09:11 編集 返信

RE:ミサロ短調その1

皆さん、こんばんわ。 ロ短調ミサが静かなブームですね。

アマデオさん、さっそくコメント有り難うございます。

「@レオンハルト、ラ・プティット・バンドの演奏
 大変落ち着いた演奏です。古雅な趣、とでも言いましょうか。」


レオンハルトのマタイについてはまだ全部聞き込み出来ていないのですが、ミサロ短調についてはレオンハルトの世俗カンタータBWV215や教会カンタータの演奏から予想がつきますね。とてもいい演奏だと期待します。


「Aブリュッヘン、18世紀オーケストラ、オランダ室内合唱団
ライブ録音です。かなり激しいと思います。密度が濃いです。」

かなり激しい・・・これは興味津々ですね・・。激しい演奏にどうも敏感なjuncoopでして、バッハの演奏にはどうしても情熱的で激しい演奏を好みます。


「Bヤーコプス、ベルリン古楽アカデミー
 声楽がうまくて僕は好きですが、ちょっとおっとりしたところもあって、緊張感が持続しない部分があると思います。僕の感想ですが。」

この演奏は持っているのですが、確かにいいところが数々ありました。トランペット・アンサンブルの激しさとか、合唱の上手さなど。「緊張感が持続しなくておっとりしたところ・・」このへんですね。全体的にもっと訴えるものが欲しいと思ったのも正直なところです。しかしこの演奏、まだ通して聞き込みしてませんので、はっきりと言えないのも事実でして、聞き込むほど味が出る演奏かもしれません・・。


「Cヘレヴェッヘ、コレギウム・ヴォカーレ
>声楽が恐ろしく美しい。独唱についても完璧。管弦楽もメリハリがきいていて、音色も美しく、よくまとまっています。」


この人の演奏は、ちょっと注目したいところがありますね。実はとても静かな演奏という印象がヘレヴェッヘにはあります。その静寂さには不満がある場合もありますが、独特の世界を作ってまして、ヘレヴェッヘについては1回は聞きたいと思います。それから合唱の扱いが上手いのも確かですね。いつもとても奇麗にまとまってます。



ところで、時間があれば、私もロ短調ミサをいろいろと聞いてみたいですね。前にもやったかもしれませんが、不思議と私が一番多く持っているのがこのミサでして、確か17種ありました。

ヨッフム2種、リヒター2種、コルボ2種、リリング2種、クレンペラー2種、カラヤン、ツェリビタッケ、ヤーコプス、マゼール、シュライアー、ミュンヒンガー、クリストファーズで、そのうちヴェルナーのモノラル盤が加わることになります。

18種を聞くというのも大変ですが、いくつか聞いておりますので、そのうち私も、各演奏について書き込みしたいと思います。


★ヨッフム盤は1957年ライヴ録音とEMIのスタジオ録音がありまして、どちらも素晴らしい演奏。この二つは愛聴盤であります。
そもそも生まれて初めてロ短調ミサを聴いたのがヨッフムだけに、この強い印象や感覚を変えるのがまた難しいところ。
ヨッフムのあとにリヒターを聴いたのですが、全くリヒターのは感動出来ませんでした。はじめて聞いた演奏に感動してしまうと、その曲に対する固定観念というものが出来まして、このことはとても危険なことです。

★コルボによる演奏は確か1972年と1978年頃の2回の録音がありました。1回目はモーリス・アンドレをトランペットに迎え、ミュンヒンガーもそうなのですが、コルボの1回目はアンドレのトランペットがすごい派手で、輝かしく、そのうえコルボ率いるローザンヌ声楽アンサンブルの上手さが抜群でした。ただトランペット・アンサンブルが派手すぎて、合唱が、隠れてしまうところが難点でもあります。コルボの演奏は透明感があってとても爽やかなのですが、ドロドロしたドイツ的な渋い演奏を好む方にはちょっと不満があるかもしれません。それはまるで清流魚住まずというものかもしれない。

続く・・・。


From アマデオ( Mail ) To at 2004 11/22 10:30 編集 返信

ミサロ短調、やはりいいですね。

 おはようございます。僕の所有しているディスクで、まだskunjpさんも、ジュンさんも聴かれたことのないものがあるようですので、書き込みますね。

@レオンハルト、ラ・プティット・バンドの演奏
 大変落ち着いた演奏です。古雅な趣、とでも言いましょうか。
Aブリュッヘン、18世紀オーケストラ、オランダ室内合唱団
 ライブ録音です。かなり激しいと思います。密度が濃いです。
Bヤーコプス、ベルリン古楽アカデミー
 声楽がうまくて僕は好きですが、ちょっとおっとりしたところもあって、緊張感が持続しない部分があると思います。僕の感想ですが。
Cヘレヴェッヘ、コレギウム・ヴォカーレ
 声楽が恐ろしく美しい。独唱についても完璧。管弦楽もメリハリがきいていて、音色も美しく、よくまとまっています。

ヤーコプス以外は未聴のようですので、ご紹介いたします。どれも味わい深い演奏だとは思いますが、また聴いてみてくださいね。

From juncoop To at 2004 11/21 12:48 編集 返信

カンタータ第105番 

●バッハ/カンタータ第105番「主よ、裁きたもうことなかれ(Herr gehe nicht ins Gericht)」BWV.105(1723)

フリッツ・ヴェルナー指揮
プフォルツハイム室内管弦楽団/ハイルブロン・H・シュッツ合唱団

ヴェルナーの105番は、リヒターやレーマンのような厳しさとか緊張感はないのですが、冒頭合唱からしてなんともやるせなさとか切なさがありますね。テンポもゆっくりしてますので、ちょっと間延びはしてますが、よく歌わせております。合唱フーガの部分もゆっくりと丁寧な演奏であります。どちらかというと優しい表現ですね。この優しさも冒頭合唱では物足りないかもしれませんが、例の美しい第3曲アリアではとても効果が発揮されておりまして、私はあんなに優しい105番のアリアを聴いたことはありません。ただ感動するばかり・・・。


From juncoop To at 2004 11/21 04:00 編集 返信

深夜に書き込む ミサロ短調

skunjpさん毎度です・・。

「本当にバッハはふところが深いですね。」

ほんまやね〜。


「今日はロ短調ミサ聞き比べをしました。」


@ヘルムート・ミュラー・ブリュール/ケルン室内

この演奏はまだ聴いてないが、古楽器奏法ぽいですね。


Aヘルゲンブロック/バルタザール・ノイマン

これもまだ聴いてません・・。

Bレオンハルト/ラ・プティ・バンド

これはぜひ聴きたい1枚です。レオンハルトとなると大らかでスケールが大きい感じがします。

Cヤコープス/ベルリン古楽アカデミー

これは持っているのですが、ダメでした。私には。


Dヘルマン・マックス/ライニッシュ・カントライ

これもまだ聴いておりません。


「その後で、ヨッフムの80年盤を少し聴きました。
全く別の曲みたいでした。キリエは「叫び」でしたね。
感動しました。」

私もヨッフムにはあの叫びに感動するのです。キリエはまさに悲痛な叫びが感動をもたらします。そしてクレドの重厚な2曲の合唱「マリアにより人となり」「十字架につけられ」ヨッフムの演奏はその真髄をついている!


「あと、最近コルボの旧盤も手に入れましたが、良いですねー、これ。」

このコルボの1回目はトランペットがアンドレなのでかなり派手ですねーー。合唱がトランペット・アンサンブルに負けそうになってた記憶があります。しかしコルボは合唱の扱いが上手いですね。

私は最近このミサについては、リリングを聴いてますものの、ヨッフム、クレンペラー、マゼールのような大編成ものに弱い!

しかしリヒターのミサロ短調はどうも、好きになれない。なぜでしょう?




From Skunjp To juncoop5@goo at 2004 11/20 23:29 編集 返信

juncoopさん、引用有り難うございます



本当にバッハはふところが深いですね。

さて、葛の葉さんちにも少し書いたのですが・・・
今日はロ短調ミサ聞き比べをしました。
ちょい聴きです。

@ヘルムート・ミュラー・ブリュール/ケルン室内
Aヘルゲンブロック/バルタザール・ノイマン
Bレオンハルト/ラ・プティ・バンド
Cヤコープス/ベルリン古楽アカデミー
Dヘルマン・マックス/ライニッシュ・カントライ

文句なく気に入ったのは、ABDでした。

Aはじっくりと遅いテンポで克明にフレーズを作り上げていきます。スケールが大きい。
Bはさりげなく進むようで、細部の生命力が素晴らしい。とても品格が高く、ひとことで言えば神品。
Dは特に合唱が素晴らしい。堂々としたバランスのよいしかも新鮮な演奏。

@は最近手に入れたのですが、ややアラが見えてきました。
 やはりこの人の本領は器楽かなー (-_-;)ゞ

Cは超まじめで、少し小骨が多い感じ?


その後で、ヨッフムの80年盤を少し聴きました。
全く別の曲みたいでした。キリエは「叫び」でしたね。
感動しました。

あと、最近コルボの旧盤も手に入れましたが、良いですねー、これ。

※ヴェルナーのカンタータを、これから聴いて寝ます。では・・・


From juncoop To at 2004 11/20 13:05 編集 返信

今日の音楽

皆さん、こんにちは・・いかがお過ごしですか?

葛の葉さんのHPで、skunjpさんのバッハの古楽器とモダン楽器による演奏についてのお話で次のような興味深い意見がありましたので、引用させていただきます。

「確かにバッハの音楽、とりわけそのリズム的な側面は、当時の響きとフレージングで再現さ れてはじめて生命を帯びてくると感じます。 対位法もそう。これも時代奏法によりスケルトン式に面白いほど見えてきます。 その一方で、リヒターなどに典型的に見られるように、モダンな演奏様式をもってして、 はじめて、深い真実味を帯びる側面も確かにあると僕は思うのです。
モダン奏法が現出させるマタイ、ヨハネ両受難曲の沈痛な手応え、その重み、深さは時代 奏法ではなかなか出ないか、もし出たとしても、かなり様相が違ったものとして立ち現れる 気がします。 どうしてでしょうね・・・?
この点こそバッハが他のバロック作曲家と違う点でしょう。
つまりバッハの音楽は古楽であると同時に、きわめて現代人の心理や感性にフィットする 「現代性」があるのではないでしょうか? だからバッハの音楽は、時代奏法からモダン奏法まで広く許容するものになっている、と・・・ 」

私は、バッハについて日頃思っていたことを、skunjpさんが的確に表現されたので、引用させていただいたわけなのですが。
バッハの音楽は、音楽が偉大なので、どの楽器で演奏するかなど、そんな次元も超えてしまっているのであります。ですから古楽器の小編成でも、モダン楽器の大編成であってもバッハの音楽は素晴らしく、我々聞き手を感動させます。無伴奏チェロ組曲をサックスで吹いても、やはりいいと思うのは、バッハの音楽が昔も現代も未来においても永遠に不滅の音楽であるからだろうと思います。


【今日の音楽】

●バッハ/カンタータ第102番「主よ、汝の目は信仰を顧みるにあらずや(Herr deine Augen sehen nach dem Glauben)」BWV.102(1726)

●バッハ/カンタータ第137番「力強き栄光の王なる主を讃えよ(Lobe den Herren den machtigen Konig der Ehren*)」BWV.137

フリッツ・ヴェルナー指揮
プフォルツハイム室内管弦楽団/ハイルブロン・H・シュッツ合唱団

カンタータ第102番の冒頭合唱の切なさは印象的ですね。よくリヒターで聴いていたのですが、ヴェルナーは厳しさがさほどなく、さらっと演奏してます。特筆したいのが、第4曲バス・アリアで、それまでの暗さから一変し希望に満ちており、弦の伴奏が印象的。第5曲テノール・アリアはフルートの伴奏つきでとても渋い。137番については、冒頭の輝かしい合唱が力強く感動します。つづく第2曲のアリア(コラール)はオルガンコラールに編曲された愛らしいVnソロを伴う曲で、このカンタータのチャーミング・ポイントとなってます。第4曲のテノールアリアで特筆したいのが通奏低音の旋律で、激しく躍動感のある注目すべきものです。トランペットがコラールを奏でるところが印象的。
最後のコラールはトランペットとティンパニが伴い、感動的に曲が終わる。ヴェルナーの演奏はゆっくりと歌わせ素朴ではありますが、聴きやすく、人懐っこい演奏でリラックスできますね。



From juncoop To at 2004 11/19 23:48 編集 返信

ヴェルナーのバッハ/カンタータ集第2巻

とにかく、感動するのがやはり、カンタータ第200番断片アリアと、
カンタータ第149番第4曲アリアですね!

それから、カンタータ第104番を南西ドイツ放送交響楽団と録音した第1回目のもの・・・恐ろしい・・。

あまりにも大編成で、重厚なのですが、それなりに聴き応えがあります。

いっぽう、初期カンタータの150番と106番もかなりの聞き物です。詳しくは、また聞き込んでから。

いやぁーヴェルナーのカンタータはやはりいいですねーー!

つづく


From juncoop To at 2004 11/19 17:18 編集 返信

明日は、休み・・・ホッ!

皆さん、こんばんわ。年末もいよいよ押し迫った感じになってまいりました。仕事とかいろいろ忙しく。皆さんもお忙しいことかと思います。

まあ毎日、帰宅しますと、バッハをはじめいろいろと音楽を聴いてまして、そのひとときは、やはり安らぎますよね。

明日は休みなのでjuncoopは農夫となり、バッハを聞きながら家庭菜園をやる予定・・。

そら豆がかなり伸びてきまして、倒れないようにツッカエ棒も要りますし、霜対策に根元のワラを用意とかしないといけません。

エンドウ豆も少しずつ伸びてきてますが、まだまだ葉は4〜6くらいのもの。

玉ねぎの生育がイマイチですが、ネギ関係は最初はなかなか伸びません。

焼き肉に使う、韓国産レタスが少しずつ成長してきまして、いよいよ焼き肉をしないといけません。しかし季節的にはナベですわ!

シソやバジルは、枯れはじめ、種を収穫しました。来年の春にはまた種を蒔きます。(悲しみをもって種を蒔く人は、喜びをもって刈り取る!ドイツレクイエムより)

ナスは秋茄子となり小さいですが、またまだ実をつけていきます。



【今日の音楽】

今晩の深夜 放送予定

NHK衛生放送BS2「クラシック・ロイヤルシート」

2004年 11月20日(土) 00:30〜04:30 NHK音楽祭 2004   〜 ラスト・シンフォニー 〜
マリス・ヤンソンス指揮 Bモード・ステレオ
ロイヤル・コンセルトヘボー管弦楽団
11月20日(土) 00時30分23秒〜02時30分23秒 [2時間00分00秒]



1. バレエ音楽 「ペトルーシカ」 ( ストラヴィンスキー作曲 )
2. 交響曲 第6番 ロ短調 作品74 「悲愴」 ( チャイコフスキー作曲 )
[ アンコール ]
3. 悲しいワルツ ( シベリウス作曲 )
4. 歌劇「ばらの騎士」組曲 から ( リヒャルト・シュトラウス作曲 )


管弦楽 : ロイヤル・コンセルトヘボー管弦楽団
指 揮 : マリス・ヤンソンス

[ 収録: 2004年11月12日 NHKホール ]


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クラシック ドキュメンタリー Bモード・ステレオ
フルトヴェングラー没後50年
音楽は愛
11月20日(土) 02時33分23秒〜03時42分23秒 [1時間09分00秒]



内 容:
2004年没後50年を迎えたドイツ人指揮者、ウィルヘルム・フルトヴェングラー(1886〜1954)。
波乱に満ちた彼の生涯と音楽に対する愛情について描いた番組。
ウィルヘルムの未亡人、エリーザベト・フルトヴェングラーの目を通して過去をふりかえり、 彼女の耳を通してフルトヴェングラーの録音を聴く。 音楽の合間にはフルトヴェングラーの肉声のインタビューがはさまれ、 彼の言葉を聴くこともできる。 また、演奏を記録に残すことを嫌った彼の指揮活動を会間見ることができる貴重な映像も収録されている。
 
出 演:
エリーザベト (フルトヴェングラー夫人)
アンドレーアス (フルトヴェングラーの息子)

[ 制作: 2004年 パース・メディア (ドイツ) ]


From juncoop To at 2004 11/16 21:12 編集 返信

今日の音楽

こんばんわ・・夜も寒くなりましたね。

今日は、ハンス・オットーをはじめとする、バッハのオルガン作品を少し聞いてます。
ハンス・オットーの演奏はジルバーマンを使用してますので、とてもいい音がしますね・・。

トツカータとフーガニ短調BWV565

フーガト短調BWV578

パッサカリアとフーガハ短調BWV582

幻想曲とフーガト短調BWV542

コラールBWV645、622、608など

ハンス・オットー、ヘルムート・リリング(org)他

バッハのオルガン作品、やはり偉大です・・。
言葉はありません・・・。



From S kunjp To juncoop5@goo at 2004 11/15 23:43 編集 返信

悲しみのソナタ?!

> 特に古楽の特徴としては、頭拍にアクセントをつけますけど・・・
 いつのまにかHNの頭文字を小文字から大文字に変えりってのは
 まさか古楽の影響でしょうか? Skunjpさん(^^ゞ

さすがにきめ細やかなmontさんですね。

相変わらずグールドで泣いてらっしゃいますか・・・
僕は一昨日トッカータを聴きました。グルちゃんが弾くと別の曲のようです。
そして息を殺して聞き入っている自分に気づくのです。

悲しいときに聴く曲と言えば、夫婦げんかのあとはなぜかバッハは聴けず、
そんな時よく聴くのはモーツァルトのヴァイオリンソナタホ短調だったりして。

パールマン、バレンボイムで悲しみの淵を越え、
クイケン、レオンハルトで生還します・・・(^^;)


>●葛の葉さんのHPで、
 アウグスト・ヴェンツィンガーの1951年の、カンタータ
 200番と53番聞きました。これはすごい演奏・・・。
 200番感動しました。
 ヴェンツィンガーのモダン楽器の演奏ですかね?
 しかし、バーゼル・スコラ・カントルームとあるから古楽器か?

ややっ!それは聞き捨てならない・・・
ヴェンツィンガーがカンタータを録音してたんですか!
さっそく聴いてみましょう。

(ヴェンツィンガーは確か、リリングのカンタータシリーズでピッコロチェロを弾いて
ますよ。180番でしたっけね・・・?)

From juncoop To juncoop5@goo at 2004 11/15 23:10 編集 返信

今日の音楽

みなさん、こんばんわ。

今日はヤフーチャットでブリリンさんとバッハからいろいろ聞きました。

ブランデンブルクについてはブリリンさんは、まだまだ納得出来る演奏はない・・と言われ、そのこだわりに脱帽しました。

そして二人でカザルスのバッハを聞き、こんな演奏もあるんだと・・感心しました。

ヘンデル/合奏協奏曲作品6−2をリヒターで聞いたのですが、やはり、素晴らしい!


From juncoop To at 2004 11/14 23:08 編集 返信

鋭い! mont氏

いやあ・・montさん、

「あえてマタイから選ぶとすれば、
僕の場合、第2部の冒頭曲でしょうかね。やっぱ・・・
アルト・ソロに対し、やさしくいたわるように問いかける合唱が泣けます。」

あれは確かに泣ける・・・。

ところでゴルトベルクとは・・意外・・たしかに25変奏曲は泣けますね・・・でもグールドの1回目の録音は全部が泣けるのも確か・・・。


●葛の葉さんのHPで、

アウグスト・ヴェンツィンガーの1951年の、カンタータ
200番と53番聞きました。これはすごい演奏・・・。
200番感動しました。

ヴェンツィンガーのモダン楽器の演奏ですかね?
しかし、バーゼル・スコラ・カントルームとあるから古楽器か?





From mont_54 To juncoop5@goo at 2004 11/14 21:03 編集 返信

このくらいのペースで投稿できたら・・・

皆さん、
「踊る受難曲」にたくさんのレスを頂き有難うございます。

カンタータ1番を聞きながら踊るという葛の葉さん。
凄いです!今夜さっそく1番を聴き直してみます。


nujikoa さん。
くれぐれも車の運転は気をつけてくださいね(ー。ー;


アマデオさん。
>バロックの命は、舞曲です。

うっひゃー!大賛成ですぅ〜

skunjp さん。
>重い拍と軽い拍を画然と区別したことで、音楽に浮遊感が出た

特に古楽の特徴としては、頭拍にアクセントをつけますけど・・・
いつのまにかHNの頭文字を小文字から大文字に変えりってのは
まさか古楽の影響でしょうか? Skunjpさん(^^ゞ


juncoop さん。
今さら僕のくどい説は聞きたくないでしょうが、
悲しいときに聴いて、思いっきり涙を流すのはやっぱり
グールドのゴルドベルグです。断然です。
ト長調とはいえ、あの最後のアリアに帰って来るときは涙が止まりません。

あえてマタイから選ぶとすれば、
僕の場合、第2部の冒頭曲でしょうかね。やっぱ・・・
アルト・ソロに対し、やさしくいたわるように問いかける合唱が泣けます。
それにしても「汝、女のうちでもっとも美しい者よ」って
いったいどんな女(ひと)なんでしょうね〜。たっまりませんワ

From juncoop To at 2004 11/14 20:31 編集 返信

今日の音楽

皆さん、こんばんわ。今日もカンタータを聴いてます。

カンタータ第23番〜29番を畑仕事しながら聞きました。
そろそろエンドウマメや、ソラ豆が芽を出し、間引きしていかないといけません。家の周りに見える山々も秋が深まり、冬に向けての準備となってまいりました。


●バッハ/カンタータ第23番 汝まことの神にしてダビデの子よ BWV23

●バッハ/カンタータ第24番 まじりけなき心 BWV24

ヘルムート・リリング指揮
バッハ・コレギウム・シュトゥットガルト/ゲンヒンガー・カントライ・シュトゥットガルト

この二つのカンタータいいですね・・23番のなんとも、やるせない冒頭合唱といい、第3曲の希望に満ちた合唱といい傑作であります。
とりわけ美しいのが、カンタータ第24番の冒頭アリアの素晴らしさですね。カンタータ29番はとても有名なのですが、リリングのシンフォニアは少し軽めの演奏、しかし第2曲合唱(ロ短調ミサに転用)はとても良い出来ですね。リリングはラテン系の宗教曲が合う感じがしますね・・。

※カンタータ第24番冒頭アリアはとても美しいです。ぜひ聞いてみてください。歌詞は以下のとおり。

BWV 24
Ein ungefärbt Gemüte
何色にも染められていない心

1. [Alts Arie]  1.[アルト・アリア]
Ein ungefärbt Gemüte 何色にも染められていない心、
Von deutscher Treu und Güte ドイツ人らしい誠実さと善意の心が
Macht uns vor Gott und Menschen schön. わたし達を神と人々の前で美しくします。
Der Christen Tun und Händel キリスト者の行いや振る舞い、
Ihr ganzer Lebenswandel その全人生の歩みは
Soll auf dergleichen Fuße stehn. こうした心を土台としているのです。



●ところで、ヴェルナーによるカンタータのアリア集を編集してみたのですが、いいですね・・。バッハの美しいカンタータ・アリア集・・・聴きやすいです。曲は以下のとおり。

BWV72、1、182、67、85、87、43、11、34からアリアを選びました。まだまだあと続いていきます。



From juncoop To at 2004 11/14 01:18 編集 返信

悲しい時に聞く音楽アンケート

なぜか、このような展開に・・・。


私の場合、最近悲しいというより、空しく思うこともありますが、もし、悲しい時・・となると聞くなら以下の音楽でしょうね・・。


@フォーレ/夢の後に  

この曲チェロを独奏に、オケで演奏する、小沢指揮ボストン交響楽団で聞くと、しみじみ悲しみを増します。


Aヴィヴァルディ/シンフォニア第4番 RV169「聖なる墓に」

カラヤン指揮ベルリン・フィルでいつも聞いて泣いてます・・。
こんなに悲しい曲はないのでは?
今日はブリリンさんと一緒にヤフー・チャットで聞きました。


Bバッハ/フーガの技法 コントラプンクトゥス18 3つの主題による未完フーガ 

この曲、悲しみの極みかも・・パイヤールで聞くと、また辛い・・。


Cバッハ/音楽の捧げ物より3声、6声のリチェルカーレ

ミュンヒンガーの演奏は弦楽合奏で悲壮感あふれる演奏・・これも泣けます・・・。


Dラヴェル/亡き王女のためのパヴァーヌ

小沢指揮ボストン交響楽団の演奏でいつも聞いているのですが、これも泣ける・・なんとも哀愁がいいですね・・。


Eグリーグ/ホルベルク組曲よりアリア

この曲をマリナーの演奏で聞いてます。これは泣くというより号泣してしまいそうですね・・・あまりにも悲壮感がありすぎる・・。


Fマーラー/交響曲第5番よりアダージェット

なんといつても情熱的なブルーノ・ワルターの指揮が、泣けますね・・この曲はただ悲しく美しく・・終わったあとも心に余韻を残します・・。


Gマーラー/リュッケルドによる5つの歌より「私はこの世に忘れられ」


ワルターとフェリアーによる演奏ですね・・・ただ悲しいばかり・・


Hバッハ/平均律第1巻 22番前奏曲

ヴァルヒャの演奏・・この曲かなり短いのですが、ただ泣ける・・深い・・


Iモーツアルト/レクイエムより「涙の日」 

ベームの重厚な演奏を聴いて・・泣けます・・


Jフォーレ/レクイエムより「聖なるかな」

クリュイタンスの演奏はあまりにも美しく・・悲しさ倍増かも・・


Kバッハ/マタイ受難曲からアルト・アリア「憐れみ給え」

もう悲しい時は、このVnソロを伴うアリアしかありませんよね・・泣けます・・リヒターで聞いてます・・。


Lバッハ/27曲のコラール編曲より「主なる神よ、われを憐れみたまえ」BWV721

アランのオルガンで、聞いてます。悲しい時の極めつけのオルガン・コラールはこれしかないと・・!


Mブラームス/弦楽六重奏曲第1番より第2楽章

これも有名ですが、ベルリンフィル八重奏団の重厚な演奏は、アマデウス四重奏団を上回る出来ですね・・本当に泣ける名曲です。


どうぞ・・皆さんご参考になさってくださいまし・・。
まだまだ出てくるのですが・・本当に悲しくなってきましたので、今日はこれくらいにしといたろーー!

ということで・・皆さんはいかがかな?

秋はちょっとメランコリーなワテでしたとさ・・。


From juncoop To juncoop5@goo at 2004 11/14 00:36 編集 返信

そういえばパート3、skunjpさん・・

ただいま、深夜にバッハのフーガの技法を聞いてます。

パイヤール指揮パイヤール室内管弦楽団

この演奏は、弦楽に木管をくわえて、なかなか哀愁があります。

秋の夜中は寂しく・・フーガの技法の中のカノンは、チェンバロで悲しく弾かれております・・。

未完のフーガとコラール「汝の御座の前に今や進み出で」は、感動します・・。


From Skunjp To juncoop5@goo at 2004 11/14 00:17 編集 返信

198番の手拍子

・・・ぴったりすぎて笑っちゃいますね。(^^;)
どこか日本的な手拍子があうんですね。この曲・・・


さて、悲しいときに聴く音楽アンケートですが、昔辛いときにはよくカンタータ56番を
聴きました。

あまりに辛いときには音楽など聴けないものですが、不思議とバッハだけは聴ける。
というのも、バッハの悲しみはあまりに深いので、自分の辛さを託すことができるので
すね。・・・他の作曲家の音楽では支えきれない。

でも、バッハの凄いところは慰めとともに、そこからの解放、つまり出口が見える点で
しょうか。それはほとんど霊的なレベルでしょう。・・・実に深い音楽です。

寂しいときにはよく、ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタNo.1を聴きました。

しかし、今はあまりそういった曲は聴きませんね。
というのも、現在はあまり悲しくないからです。
(もちろん問題は山積してますが・・・)

とはいえ、気持ちが少し内向するときもあり、そんな時にはフーガの技法を聴きます。
心の内側がシンとして、安らかになりますね。